
麻布に宿る、職人の魂
十六歳の若さで料理の道へ足を踏み入れ、
大阪の予約困難な割烹料理店にて修行を重ねました。
そこで磨かれたのは、素材を見極める確かな目と、
料理に真摯に向き合う姿勢。
六年間にわたり割烹の奥深さを学んだのち、
二十二歳で鮨の世界へと飛び込みます。
鮨職人としての修行では、江戸前の技法はもちろん、
四季折々の食材を活かす工夫や、
カウンター越しにお客様と心を通わせる所作までを徹底的に習得。
日々「一貫に魂を込める」という信念を胸に、技を磨き続けました。
そして二十七歳のとき、さらなる挑戦として独立。
食に洗練された西麻布の地に鮨店を構え、
これまでの経験を一貫一貫に込めています。
割烹で培った繊細な感性と、
鮨職人としての確かな技を融合させた鮨は、
訪れる人々に「麻布ならではの特別な時間」をお届けします。

